ピントが合わなくなる原因

目のピントが合わない、細かい文字が読みづらい、視線を遠くから手元へ移した際にピントが合わなくなる、など、目のピントが合わず困ってしまう場面が日常でありませんか？
目のピントが合わなくなる原因は様々ですが、眼精疲労や老眼の初期症状などがあります。

眼精疲労

眼精疲労には目の充血や痛み、視界がかすむ、ぼやける、まぶしさを感じるといった症状がありますが、人によってはピントが合わせづらくなったと感じる場合もあります。悪化すると目の症状のみならず肩や首のきついコリがおこったり、めまいや吐き気を感じることもあります。同じ姿勢のまま長時間パソコンやスマートフォンを使う人の場合は目が疲れているのかもしれません。
ホットタオルやホットアイマスク等で目元を温め、血行をよくする、普段の食事やサプリメントで眼精疲労に聞くとされている成分を取る、眼精疲労に効果のある目薬や市販薬など自分にあったケア方法を探してみてください。それでも目の疲れが取れない場合は眼科の受診も視野に入れてみましょう。

老眼

老眼とは、私たちの眼球でピント調節を担っている部分の水晶体が伸び縮みすることで、カメラのレンズのようにピントを合わせて、見たものを正確に捉えていたのが、加齢とともに水晶体の柔軟性が下がり、硬化し、伸び縮みの動きが鈍くなったために起こる生理現象です。
そのため、伸び縮みの動きが鈍くなり、急に手元に視線を動かした時などにピントが合わなくなります。老眼と聞くと受け入れがたく感じるかもしれませんが、老眼は病気ではなく、加齢に伴って誰にでも起こるものです。老眼かと思ったら無理をせず眼科を受診して、自分の視力・老眼の進行度合いに合わせた老眼鏡やコンタクトレンズで矯正することも大事です。